伊予銀行「新スピードカードローン」のチャットサービス導入

伊予銀行「新スピードカードローン」のチャットサービス導入

伊予銀行「新スピードカードローン」のチャットサービス導入

愛媛県松山市に本店を置く地方銀行「伊予銀行」は、提供するカードローンサービス「新スピードカードローン」で、リアルタイムで文章のやり取りをするチャットサービスを試験導入したことを発表しました。
チャットサービスの導入により、利用者と銀行の双方にどのようなメリットがあるのでしょうか。今回は、チャットサービスの内容とその効果がどのようなものかを見てみましょう。

リアルタイムで質問に回答するチャットサービス

担当者がリアルタイムに応答するチャットサービス

今回「新スピードカードローン」に導入されたチャットサービスは、2018年5月31日までの試験導入であり、申し込み入力画面を開いてから一定時間入力がないと、チャットサービスの招待画面を表示するものです。
チャットサービスでは専任の担当者が入力された疑問にリアルタイムに応答することを想定していて、申し込み・借り入れのときの不明点・疑問点を解消することで、より確実な利用につなげる意図があると伝えられています。

利用実績を反映して将来的には拡大も検討?

現時点では伊予銀行が提供する各種個人向けローンサービスの中でも、「新スピードカードローン」に試験導入として限定的な導入にとどまりますが、サービスの利用実績によっては継続した提供やほかの個人向けローンサービスへの拡大なども検討されています。

チャットツールを試験導入した「新スピードカードローン」とは

伊予銀行の提供するカードローンサービス

新スピードカードローンは、愛媛県松山市に本店を置く地方銀行「伊予銀行」が提供する個人向けカードローンサービスであり、その名前の通り素早い審査と借り入れが特徴のカードローンです。

24時間ウェブ申し込みに対応

新スピードカードローンの特徴としてあげられるのが、パソコンやスマートフォンから24時間の申し込みに対応していること。必要なときにいつでも申し込みできるので、審査に通ればすぐに借り入れできます。

余裕のある借り入れ条件

まとまった借り入れに向いている銀行カードローンですが、新スピードカードローンも限度額1,000万円、極度額10万円単位での借り入れに対応。実質年率も固定年率2.0%~14.5%と比較的低利率なので、まとまった借り入れをしやすい点は見逃せません。
もちろん、借り入れた資金の使い道は原則として自由なので、ショッピングやレジャーなど、さまざまな用途に利用できます。

伊予銀行ATM・提携コンビニATMで利用できる

気になる借り入れ・返済も、伊予銀行ATMはもちろん、提携コンビニATMでの手続きに対応しているので、必要なときにいつでも手軽に利用できる手軽さは見逃せないポイントの1つです。

サポートにかかるコストを減らせるチャットサービス

文字ベースでリアルタイムのやり取りを低コストで実現

これまでオンラインのサポートセンターで活用されていた主なツールと言えば、電話とメールが主なものでした。それぞれにメリットがあるこれらのツールですが、電話は大規模なサポートセンターを設置する必要があること、メールはリアルタイムの返信が難しいなどのデメリットがありました。
チャットサービスでは電話とメールのメリットを取り入れることで、文字ベースのやり取りをリアルタイムでできることから、コストを削減しながらスピーディーなやり取りができるのが大きな魅力です。

リアルタイムに発信・着信が確認できる

メールでは人によって読むタイミングが異なるため、スピード感のあるやりとりは簡単ではありませんが、チャットはプッシュ機能があるため、メッセージの発信・着信をリアルタイムに知ることができます。これにより、素早い回答を実現している点も見逃せないといえるでしょう。

少ない人数でこれまでと同じ対応能力が期待できる

また、複数の人と同時にコミュニケーションを取れるため、電話では1対1のやり取りをするために大規模なコールセンターを設置する必要がありましたが、 チャットの導入により少ない人数でもこれまでのコールセンターと同じだけの対応能力が期待されています。

おわりに

銀行の新たな収益源として注目されているカードローンは、借入条件での差別化が難しいためさまざまなサービスの充実がはかられています。
今回導入された伊予銀行の新スピードカードローンのチャットサービスは、今後どのような発展をとげるのか、注目したいサービスと言えそうです。

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