
手軽に利用できることから人気を集めているカードローンですが、返済時の利息負担は軽いものではありません。そこで注目したいのが、一部のカードローンで提供されている無利息サービスです。
一定期間・一定金額の借り入れに発生する利息を0にする無利息サービスですが、利用には一定の条件があることが珍しくありません。カードローンで無利息サービスを利用するときのポイントを見てみましょう。
返済負担を軽くするためにも見逃せない無利息サービス
カードローンのサービスの一環として提供されている無利息サービスは、初回利用など一定の条件を満たす利用者を対象に、一定金額までの借り入れに発生する利息を0円とする優遇サービスの一種です。
利用者にとって有利なサービスである無利息サービスですが、適用対象となるためにはいくつかの条件があり、その条件を満たしていないと無利息サービスの対象とはなりません。
無利息サービスを利用するときのポイント
初回利用に限ることがほとんど
新生パーソナルローンの「ノーローン」など、ごく一部の消費者金融カードローンを除いて、無利息サービスの対象となるのは初回利用に限られます。また、複数回の利用でも対象となる場合でも、利用する月の前月までに借り入れの返済が完了しているなどの条件を満たしている必要があります。
対象の借り入れは一定額・一定期間に限られる
利用回数だけではなく、利用条件でも無利息サービスには一定の制約があることは珍しくありません。無利息サービスの対象となるのは一定額・一定期間の借り入れが対象であり、全額・全期間が対象となることはあまり期待できません。
借入期間の条件は、大きく1週間(ノーローン)と1か月・30日間(アコム・プロミス)に分けられます。
消費者金融カードローンに集中する無利息サービス
無利息サービスが設定されているカードローンは一部のカードローンに限られていますが、その中でも消費者金融カードローンが主に提供するサービスとして知られています。
比較的低金利での借り入れが期待できる銀行カードローンと比べて消費者金融カードローンは限度額が小さく金利も高くなりがちなため、実際の利率負担を引き下げるためのさまざまなサービスを導入しています。無利息サービスは、その一環として導入されているサービスなのです。
無利息サービスのあるカードローン
[table id=40 /]おわりに
返済負担を軽減するために効果的な無利息サービスですが、提供するカードローンが消費者金融カードローンを中心とする一部カードローンに限られていることや、対象となる借り入れの条件が初回借り入れのうち一定額・一定期間に限られていることなど、あまり使い勝手のよい仕組みとは言えません。
無利息サービスはあくまで補助的なサービスととらえて、提携ATMやネットでの利用のしやすさなどに注目して比較・検討することで、より利用しやすくなることが期待できます。