都心の外食が高い!は本当?調べてみました

東京、特に都心と言われるエリアは、東京の中心だけあって物価や地価が高くなっています。そのため、よく「都心での外食は高い」と言われがちです。
しかし、本当にそんなに高いのでしょうか。今回は都心の外食について調べてみました。

大阪の外食の価格帯

今回は外食の定番といえる、ファミレスと居酒屋の価格帯を比べます。まず、関西の中心的な都市である大阪の外食の価格帯を見てみましょう。

大阪のファミレスの価格帯

  • 1,000~2,500円

大阪の居酒屋の価格帯

  • 2,500~4,500円

さすがは食い倒れの街といったところで、外食代が安く設定されています。道頓堀や難波周辺では、安くて美味しいことで有名なお店がいくつもあります。

福岡の外食の価格帯

つぎに、九州周辺で特に賑わっている福岡の外食に関する価格帯を見てみます。

福岡のファミレスの価格帯

  • 1,000~2,500円

福岡の居酒屋の価格帯

  • 3,000~4,500円

大阪に比べると若干高く感じてしまいますが、十分に安いといえる範疇で抑えられているといえます。福岡は「博多屋台」などの独特な食文化があるので、この価格よりも低く抑えられる場所はいくつもあると思います。

東京の外食の価格帯

では、高いと言われている東京の外食のおおまかな価格帯を見てみましょう。

東京のファミレスの価格帯

  • 1,000~3,000円

一人あたりの金額なので、4~5人家族で利用した場合は多くとも1万円程度になると思われます。他の地域と比べてもそこまで高い印象は受けません。
つぎに居酒屋の価格帯です。

東京の居酒屋の価格帯

  • 3,000~5,000円

こちらもおおよそ妥当な感じがします。価格帯で見てみるとほかよりも高くなっていますが、そんなに差があるようには思えません。
では、なぜ都人の外食は高いというイメージがあるのでしょうか。

都心の外食が高く感じるのはなぜ

大きな理由として、他の地域に比べるとミシュラン・ガイドで紹介されるような高級レストランが多いため、どうしても高そうなイメージがあるのだと思います。高級レストランはもちろんそれなりの値段がしますが、普通の定食屋などでは地方とそこまで値段には違いがありません。
また、海外から有名店が出店するのも都心が多く、経費などの関係なのか少し高く感じてしまうような値段が設定されていることも少なくありません。そういったイメージが積み重なって「都心の外食は高い」と言われているのではないでしょうか。

価格帯が他と変わらない理由

ファミレスや居酒屋を比較した際には価格帯には大きな違いがありませんでした。それはチェーン店の存在が大きく関係しているといえます。ファミレスや居酒屋、コンビニなどは基本的には全国展開していて、地方ごとに限定メニューなどはあるものの大きな値段の違いはありません。そのため、地域が変わっても価格帯に大きな変化がないといえます。
また、個人経営や小規模な範囲で経営している店の場合は回転率をあげる、薄利多売で商品を提供をするなどの工夫をすることで、こういったチェーン店に負けないように価格を抑えるようにしています。
こういった競争は都心ではよく見られ、ますます過激になっているため、少し調べるだけで驚くような価格の商品に出会えるかもしれません。

おわりに

今回は都心での外食について紹介しました。都心の外食が高いというのは迷信とまでは言えませんが、そこまで高く値段設定されていることもありません。最近ではクーポンなども流行っているので、それらを活用すれば少し高級な店にいっても手頃な値段で済むかもしれません。日本全国にあるファミレスや居酒屋もいいですが、東京にきたときはぜひ少し高級なお店に行ってみるのもいいのではないでしょうか。

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