貴族のような暮らし_アイキャッチ

東京で貴族のような暮らしをするならこれだけかかる・・・かも

現代社会で「貴族」と聞かれてもピンと来ないと思います。日本でも明治時代には徳川幕府時代に大名などの高い地位にあった人々に爵位を与え、華族として制度化した流れがあります。
一般的にはヨーロッパのイメージが強いかと思いますが、ようは一定の地位にある人や、名声を得た人がこのような立場になる、というのが貴族の成り立ちでもあるのです。
さて、もしそんな貴族のような生活を東京で送ることができるとしたら、どれほどお金がかかるのか・・・ささやかな興味から調べてみました。

まずは貴族を定義づける

貴族とは一定の地位や名声を得た人ということを根拠に考えると、もし現代の日本に貴族と呼べる人がいるのであれば政治家や芸能人、スポーツ選手、有名企業の重役が挙げられるのではないでしょうか。
ということは、宝くじで1等10億円があたった程度では貴族の暮らしができるか、といえばそうでもなさそうなので、それ以上のレベルで考えていきたいと思います。

住む場所はもちろん超高級住宅

住む場所はおそらく超高級住宅街が立ち並ぶような場所でしょう。日本の長者番付に載るような人が住んでいる場所1位は港区の麻布。まずはこの辺りの物件を探してみましたが、中古で建物面積で250平米、土地と合わせると5億円と言う物件が見つかりました。間取りは6LDKであるため、正直私たちのような庶民はこの部屋数をどう使えばいいのか困ってしまうことになるのではないでしょうか。
この他、麻布の新築タワーマンション最上階で8億円というのがありました。やはり貴族ですから、庶民の営みをイルミネーションに見立てて生活することを考えると、こちらのほうが貴族っぽいのかもしれません。

お世話する人たちもほしい!

貴族と言えば、普段の生活でも家事を行ってくれたり、移動のために運転してくれる人が必要になると思います。いや、本来は必要ないのですが、ここはやっぱり貴族ですからあったほうがそれっぽく見えるでしょう。
まずは運転手です。タクシーを使うのとはわけが違うので、専属で雇った場合20~25万円程度が相場になってきますが、つきっきりの場合は40万円程度が相場になってくるのではないでしょうか。どこかの会社と契約した場合には、1ヶ月平日だけで50万円、休日も含めると100万円近い数字になりますから、この辺りが妥当かもしれません。
次にメイドです。こちらも秋葉原で時給1000円位のよくわからないお姉さんを雇うわけにはいかないので、しっかりした人を選んだ場合、住み込みでなければ15万円程度が妥当といえます。メイドとはいえ、常に仕事を依頼するわけではないので、計算上はこの価格になります。
普段の食事にはシェフが必要になります。シェフは朝早くから夜遅くまで仕事をする必要があるので、住み込みで働かなければいけない可能性が高く、この場合最低でも50万円が必要になってきます。
また貴族といえば執事がつきものですが、こちらも同様に50万円。なんと執事は派遣してくれるサービスが有りますが、この場合は年間800万円近くかかります。

車はもはや庶民が手を出せるレベルではない

昔で言えば馬車だったのかもしれませんが、現代の貴族は他の人と同様、車で移動するでしょう。しかし、一口に車と言っても皆さんがよく見るようなものでないのは間違いないです。
例えば芸能人が移動する際に使うようなワンボックス系ですと、新車でオプションを付けても500~600万が関の山ですが、政治家が乗ってそうな車だとこうはいきません。
一番有名なものでロールスロイス・ファントムという車があります。皇室でも使われているため、ニュースなどで見たことがある、と言う人もいれば、皇族が乗ってそうな車のイメージで頭に思い浮かべた方も多いはずです。こちらは新車で5000万円程度が相場になっているようです。もはや家が買えてしまうレベルですね。まさに現代の貴族のステータスと言ってもいいかもしれません。

おわりに

ということで、家は10億円近い豪邸に、普段の生活で150万円近くかかるというのがこの記事での見解です。
もしあなたが貴族のような生活を生活をおくるのであれば、これだけのお金がかかってしまいますから宝くじがあたったからと言って、このような生活をおくることはできません。家を買うことはできるかもしれませんが、維持することはできないでしょう。とは言え、こういった生活を夢見て、目標にすることはアリではないでしょうか。
具体的な金額がわかれば、目標に向けて仕事にもきっと精が出ると思います。ぜひ貴族の生活を手に入れられるよう、日々精進してください。

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