専業主婦がカードローンを利用するときの豆知識

専業主婦がカードローンを利用するときの基本知識と注意点

専業主婦がカードローンを利用するときの豆知識

自由に使えるお金が少ない主婦の強い味方と言えるのが、手軽に申し込みできて便利に使えるカードローンです。しかしトラブルのない利用のためにはいくつか気をつけたいポイントがあります。
今回は、カードローンを使うときに抑えておきたいポイントや、主婦や専業主婦でも申し込み・借り入れできるカードローンについて見てみましょう。

覚えておきたいカードローンの基本

使う前に知っておきたいカードローンの基礎知識

カードローンとは、審査によって付与される融資枠内であれば、何度でも借り入れ・返済できる個人向け金融商品の一種であり、手軽で便利に利用できることから急速に普及しています。
カードローンを提供している会社は数多くありますが、大きく分けて消費者金融や信販会社などの「貸金業者」と、銀行が提供するカードローンに分けられます。

素早い審査が魅力。「総量規制」に気をつけたい消費者金融カードローン

利便性が魅力となるカードローンですが、素早い審査と豊富な借り入れ手段で魅力なのが消費者金融カードローンです。
即日審査・即日融資対応も珍しくない消費者金融カードローンは、急な出費のときに頼りになるカードローンですが、収入が少ないパート・アルバイトや専業主婦が申し込むときには「総量規制」に気をつける必要があります。
総量規制とは、貸金業法が定める「申込者の年収の3分の1を超える金額の貸し付けを禁じる」規制であり、収入額に対して大きすぎる借入金額を抑制することを目的としています。
総量規制により、無収入者への融資は禁じられていますが、例外として配偶者に安定した収入がある専業主婦への融資は認められていますが、必要書類の準備をはじめとする手続きが複雑になるので、専業主婦がいきなり借り入れを受けることは簡単ではありません。

借り入れ条件が魅力的。銀行カードローン

申し込みが面倒なことや借りられる金額が限られることから、最近では銀行カードローンの利用が急拡大しています。
銀行カードローンの魅力はなんといってもその魅力的な借り入れ条件。消費者金融カードローンの借り入れ条件が限度額数百万円、実質年率10%台後半が珍しくないのに対して、銀行カードローンは限度額最大1千万円超え、実質年率10%以下の借り入れ条件も珍しくありません。
ただし、専業主婦が申し込みをしてもこの条件で借りられるわけではなく、借り入れ条件の下限に近い借り入れとなるケースが多いようです。

専業主婦がカードローンを利用するときの注意点は

夫に借り入れがあっても借り入れできる?

本来なら申込者とカードローン会社以外はその内容を知ることはできないカードローンですが、「配偶者に安定した収入があること」が求められる専業主婦の審査では、配偶者の勤務先や勤務状況、収入なども調べられます。
審査のときに信用情報機関に照会されるのは申込者本人の情報だけなので、配偶者に借り入れがあっても基本的に問題はありませんが、配偶者が何らかの返済トラブルがあったときなどには異なってきます。
配偶者の個人信用情報を照会したときに事故情報の記録があれば、最終的に返済ができないと判断されて、審査を通らない可能性は極めて高くなります。

借り入れによる家族や将来への影響は?

また、借り入れによる家族や将来への影響も気になるポイントの一つです。
住宅ローンなどを組むときには、収入のある世帯主の名義で契約するため問題になりませんが、事故情報が記録される「ブラック」となると影響がないとは言い切れません。くれぐれもそのようなことがないように注意しましょう。
世帯主単独ではなく連名で住宅ローンを組むときには、もちろん両者の個人信用情報が照会され、審査に大きく影響します。仮にいくらかの借り入れがあっても、確実な返済をしていれば問題になることはありません。

おわりに

収入のない専業主婦がカードローンで借り入れをすることは簡単ではありませんが、いくつかの点に注意すれば借り入れすることができます。
ただし、収入がない中で毎月の返済金額を捻出することは簡単なことではなく、収入がある人よりも計画的な利用が欠かせないと言えるでしょう。

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