多額の借り入れに向いているカードローンはどこか

限度額が大きめ。まとまった借り入れができるカードローン3選

限度額が大きめ。まとまった借り入れができるカードローン3選

素早い審査・融資に対応していて、少額の急な出費に便利なカードローンですが、時としてまとまったお金が急いで必要になるときもあります。そんなときにはまとまった金額の借り入れができるカードローンから借り入れすることで、最終的な返済の負担を小さくすることが期待できます。
今回は、まとまった借り入れに向いたカードローンを選ぶポイントと、おすすめのカードローンをご紹介しましょう。

まとまった借り入れには銀行カードローンが有利

借入限度額が大きい

銀行カードローンが消費者金融カードローンと比べて有利なポイントはいくつかありますが、もっとも大きなポイントとして、借入限度額が大きいことがあげられます。
消費者金融カードローンの借入限度額が最大で5百万円前後なのに対して、銀行カードローンは1千万円単位であることも珍しくなく、特にインターネット専業銀行が提供しているカードローンには、1千万円を超える借入限度額を提供していることもあります。

金利面で有利

限度額のほかにも、銀行カードローンは金利面で有利であることも見逃せません。
消費者金融カードローンの金利がおおむね10%から18%なのに対して、銀行カードローンは数%から10%前半であることは珍しくありません。この差は最終的な返済金額にも大きく関わり、まとまった借り入れであれば銀行カードローンのほうが有利です。
また、どのカードローンも借入金額に応じて金利を引き下げる「テーブル制」を導入しているので、一般的にまとまった金額の借り入れであれば、銀行カードローンが有利です。

「総量規制」の対象外となる

限度額や金利など、借り入れ条件でまとまった借り入れに有利な銀行カードローンですが、このほかにも総量規制の対象外であることもポイントです。
消費者金融や信販会社、クレジットカード会社などの「貸金業者」の提供するカードローンは、利用者保護を目的として貸金業法に定められた「総量規制」の対象となります。年収の3分の1を超える貸付を禁じた総量規制により、貸金業者のカードローンの限度額には、一定の制限があります。
これに対して銀行カードローンは貸金業法ではなく銀行法の監督下にあるため、総量規制の対象とはなりません。しかし自主規制の強化により、総量規制に準じた規制の導入が進んでいることから、まとまった金額の借り入れは以前ほど簡単ではなくなりつつあります。

申し込みから審査・融資まで時間がかかる

このようにさまざまな面でまとまった金額の借り入れに有利な銀行カードローンですが、申し込みから審査・融資までに時間がかかるという欠点があります。
現在でも消費者金融カードローンの多くは即日審査・即日融資に対応していますが、銀行カードローンは自主規制の導入により審査の厳格化が求められ、事実上即日審査・即日融資への対応を終了しています。
急な出費に備えるのであれば、消費者金融カードローンで借り入れをすることを検討する必要があります。

まとまった借り入れに向くカードローン3選

MR.カードローン(住信SBIネット銀行)

インターネット専業銀行の住信SBIネット銀行が提供するカードローン「MR.カードローン」は、借入限度額最大1,200万円、実質年率0.99%から14.79%という借り入れ条件が魅力のカードローンです。
銀行カードローンならではの限度額と金利が魅力のこのカードローンは、素早い審査と融資に対応していて、全国の提携金融機関・コンビニATMで利用できるなど、利便性の高さも特徴の1つです。

みずほ銀行カードローン(みずほ銀行)

国内3メガバンクの一角、みずほ銀行の提供する「みずほ銀行カードローン」は、借入限度額10万円から800万円、実質年率2.0%から14.0%という借り入れ条件が魅力のカードローン。
来店不要で申し込みから借り入れまでできるウェブ完結申込対応であることや、キャッシュカードで利用できる手軽さも見逃せません。

三井住友銀行カードローン(三井住友銀行)

三井住友銀行カードローンは、借入限度額10~800万円、実質年率4.0%から14.5%という借り入れ条件のカードローンで、三井住友銀行の普通預金口座・キャッシュカードがあれば、ウェブ完結申込に対応しているのが特徴。
借り入れ・返済は三井住友銀行ATMはもちろん、提携コンビニATMでも手軽にできるのが特徴です。

おわりに

ここまで見てきたように、まとまった借り入れを検討しているのであれば、銀行カードローンは最初に検討したい選択肢と言えます。
もちろん、銀行カードローンにもメリット・デメリットがあるので、申し込み・借り入れをするときには比較・検討して、もっとも負担を少ないカードローンを選ぶことが欠かせません。

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