あなたは大丈夫?カードローンの「名義貸し」のリスクとは

あなたは大丈夫?カードローンの「名義貸し」のリスクとは

あなたは大丈夫?カードローンの「名義貸し」のリスクとは

「カードローン会社からどうしてもお金を借りたい」、そう思ったとしても何らかの事情でなかなか審査を通過できない人も中にはいるかと思います。
そんな時に「他人名義でお金を借りられるのだろうか?」と、ふと頭をよぎったとしても不思議ではありません。
今回はカードローンの審査は、他人名義の申し込みでも通るのかということについて見てみましょう。

審査に通る!でも…

他人名義でもカードローンの審査に通るかどうかという事で言えば、その答えはYesです。
同居している家族の名義で申し込むという場合には、必要書類や印鑑など契約に必要な物をそろえやすく、実際に家族名義で申し込んでしまうというケースもまれによくあります。

名義の貸し借りは犯罪行為!

専業主婦の方や、他の金融機関からすでに借り入れがある方はカードローンの審査に通りにくい状況にあると言えます。
そのようなときには、同意の上であっても家族や友人、親戚などの名義を使ってカードローンに申し込むということは絶対にしてはいけません。
なぜなら、名義の貸し借り自体が法律で禁じられているため、仮に実行した場合は犯罪行為になってしまうのです。
名義人には迷惑をかけないからと言っても、犯罪行為であるということ認識する必要があります。をしっかりと自覚しましょう。

名義貸しによるペナルティーがある!

各金融機関の審査というのは申込者に対して実施されるものであり、実際のカードローン利用者が申込者と異なる場合、借り入れ・返済の面でさまざまなリスクが心配されます。
名義貸しが判明した場合には非常に重いペナルティーが課されるのですが、それが主に以下の4点です。

  • カードローンの利用停止
  • 利用金額、借入金額の一括返済
  • 契約の解除
  • 事故情報として登録

先述した通り、カードローンはあくまで申し込みをした名義人に対して借り入れを許可しています。つまり、これらのペナルティーが課せられるのは利用者ではなく名義人であるということです。
家族間で同意の上で名義を貸していたという場合はもちろん、親戚や友人の名義でもペナルティーは課せられてしまいます。
大抵の場合、名義の貸し借りが判明した時点でカードの利用は停止され、その時点までの借入金額をまとめて返済することが求められます。契約もその時点で解除となり、以降はそのカードを利用することができなくなります。
また、「事故情報」に登録されるため、その後数年から数十年の間は新たなカードローンのやローンの申し込み・借り入れに大きく影響することとなります。
名義を借りたり、貸したりすることで名義人の信用に傷がついてしまうということを深く認識しておきましょう。

申し込みは必ず本人がすること!

カードローンに限らず、あらゆるローン系商品は自分の名義で契約することが基本です。個人の信用は他人の協力を仰ぐことができない部分なので、そこはしっかりと線引きしておく必要があります。
カードローンの審査では申込内容と合わせて「個人信用情報」が参照されますが、その内容は過去の借り入れ・返済の履歴が影響するので、虚偽の申告をしても審査の時点ですぐに明らかになってしまいます。
申し込みのときには、正しい情報で申し込みをすることが欠かせません。

そこまで高くない?審査のハードル

すでに複数社からの借り入れをしている人や、総量規制に触れるほど借り入れをしている場合を除いて、過去の利用に大きなトラブルがなければ、カードローンの審査はそれほど通らないものではありません。
例えば、専業主婦でも配偶者に安定・継続した収入があれば、少額の借り入れなら比較的借り入れがしやすいと言われています。
また、アルバイトやパートの方でも定期的な収入があれば、収入額の多い・少ないによって審査落ちするということはほとんどありません。
もちろん借り入れ可能額というのは収入に比例する部分ですが、借りることができるかどうかというのは、収入の大小には関係ないのです。

おわりに

今回はカードローンの審査が他人名義でも通るのかというテーマでお話をしてきました。審査に通るかどうかだけで言えば通るものの、重大な犯罪行為です。
カードローンの申し込みをするときは、自分の名義で現時点での内容を正しく入力して申し込みをすることが欠かせません。

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