カードローンの比較:使いみち自由な「フリーローン」とは

カードローンとの比較:使いみち自由な「フリーローン」とは

カードローンの比較:使いみち自由な「フリーローン」とは

借り入れた資金をさまざまな用途に使える点がカードローンの大きな魅力の1つですが、同じような特徴を持つローンサービスとして「フリーローン」があります。
時として混同されることもあるカードローンとフリーローンですが、この2つはどのような点で違いがあるのでしょうか。
今回は、フリーローンの仕組みと特徴、カードローンとの違いを見てみましょう。

個人向け融資商品「フリーローン」とはなにか

フリーローンとはカードローンと同様、主に銀行や信用金庫が提供している個人向けローンサービスの一種です。
目的別ローンとは異なり、「フリー」という名前のとおりに使用目的は基本的に自由とされているのが大きな特徴ですが、新しく事業をはじめたり、投資のために借りることは禁止事項とされています。
基本的に銀行の提供するサービスであり、借り入れ・返済は銀行口座への振り込みという形になるため、申し込みで提出が求められる書類は基本的にないのが特徴です。
カードローンと比べても手軽と言えるフリーローンですが、各種ローンと同じように、融資を受けるためには審査を受けなければなりません。
カードローンと比べても手軽さが魅力と言えるフリーローンですが、そのもっとも大きなメリットと言えるのが「金利の低さ」です。
カードローンやキャッシングと比べると金利はかなり低く、最大でも10%に達しないとしているところがほとんどであり、利用目的がハッキリしている人にはフリーローンは見逃せないサービスと言えます。

カードローンとフリーローン3つの違い

カードローンとフリーローンは、どちらも「借入金の使用目的が自由である」点で同じ個人向け融資商品であり、サービスを提供する金融機関もその点を全面に打ち出しています。
しかし詳しく見てみると、カードローンとフリーローンの間には明確な違いがあります。その違いを見てみましょう。

違い1:「お金を借りられる回数」

カードローンは、審査によって付与された限度額内であれば何度でも借り入れをすることができるのが特徴です。
これに対してフリーローンは、限度額に関わらず一度の申し込みで一括の借り入れしかできず、追加の借り入れのためには再び申し込みをして審査を受ける必要があります。

違い2:「金利」

カードローンとフリーローンの金利を比較すると、ほとんどの場合フリーローンが低金利に設定されています。
返済総額に直接関わる金利の大小は、借り入れのときに比較・検討したいポイントであり、低金利であるフリーローンはその点で注目したいローンサービスです。

違い3:「管理のしやすさ」

カードローンは付与された限度額内であれば何度でも借り入れできるため、利用状況によっては借入残高や毎月の返済金額が把握しづらくなることがあります。
その点、フリーローンは「一度お金を借りたあとは基本的に返済し続けるだけ」であり、カードローンと比べると借入残高や返済金額の管理がしやすいといえます。

使い分けが欠かせない「フリーローン」と「カードローン」

フリーローンは何度もお金を借りる必要がある人には向きませんが、教育費用や資格取得費用、旅行など、何度も起きる訳ではなく、まとまった金額が必要なときには有用な選択肢の1つです。
ただし、融資実行までの時間はカードローンのように即日審査・即日融資に対応していることは珍しいため、利用に当たってはある程度の計画性が必要となります。
急な出費のときや借り入れ・返済に柔軟性が求められるときには、カードローンが有力な選択肢となり、目的や借り入れ・返済の予定がある程度決まっているときにはフリーローンが重宝します。

おわりに

フリーローンはカードローンと同様に資金使途が基本的に自由のローンサービスですが、利便性の点ではカードローンに一歩譲ります。
しかしカードローンと比べても低金利であることや、その仕組みから完済までの所要時間は速くなる傾向など、利用面ではいくつかのメリットがあります。
適切に使い分ければ、フリーローンとカードローンは、大きなメリットが期待できるローンサービスと言えるでしょう。

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